「走れ!カリスマ配達員!!」

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注意! アトラン関係ないです!
先週くらいにふと思いついて、PTチャやささで適当に話作って遊んでました。
結構受けがよかったので(自分でかってに思い込んでるだけ?)
ちょっとまとめてみようと思います。

その時はノリと勢いだけで書いた(打った?)ので
それが再現できるかはわかりませんが・・・・。
記録をかねて書いてみたいと思います。

ひまつぶしにでもなれば幸いです。



おはようございます。ShinLです


「走れ!カリスマ配達員!!」

俺はカリスマ配達員!
雨の日も風の日も、
槍が降ろうが雹が降ろうが指定時間に荷物を届ける配達員のカリスマだ!

この俺に届けられない荷物は無い!
それを誇りに毎日がんばっている!
さて今日も張り切っていくか!

いつもの職場、いつもの積込。
すべてが順調だ!滞りない。

だが
「!!!!!!!!!!」

一つの荷物を見て、一瞬わが目を疑った!

ま、、まさかこれは!!!!

そこにある一つの荷物。小脇に抱えられるくらいの小さめのダンボールに
厳重に梱包されている!
その送り先は・・・・。

とうとう俺にもこの荷物の配達が来たか!

それはカリスマ配達員達の中では伝説の配達先といわれている!
数々のカリスマ配達員が指定時間内に届けられなくて
夢半ばで散っていったあのうわさの!!

かつて幾人ものカリスマ配達員が挑み、そして散っていった・・・。
いったいこの配達先には何があるというのか!

だが!おれは違う!
この配達を終わらせた時こそ、真のカリスマ配達員となれるのだ!!

心を落ち着かせ、他の荷物にも目を配る。
よし!他の荷物はさほど難しい配達先は無い!
これなら集中して、伝説の荷物の配達にとりかかる事ができる。

荷物の積み込みを終え、愛車「風切丸」に乗り込む!
苦楽を共にしてきた頼もしい相棒だ!

そして勢いよくエンジンをかける!

「!!!!!!!」

かからない!
ま、、まさかこれも伝説の配達先の呪い!か!!
ありとあらゆるマイナス要素が振りかかるのか!


( ゚д゚)ハッ!
そこで俺は気付いてしまった・・・。


・・・・・・ライトを消してなかったことに・・・。

仲間のカリスマ配達員にバッテリーをつないでエンジンをかけてもらう。

「よし!いくぜ!今日も頼むぜ相棒!」

相棒ともに颯爽と出発する!
いつもの光景だ。
この先にとんでもないことが起きるとは、このときは思いもしてなかった。



伝説の配達先以外の配達を終わらせて、一息つく・・。
そして伝説の配達先の住所と指定時間を確認する!

時間はまだ十分余裕がある!
住所を見てみる!

ここは!
あの魔の赤信号連続地帯の道の先!

だがそれくらいは予想の範囲!
今から向かえば十分に到着できる。

タバコ休憩を済ませ、早速配達先に向かう。
そして
例の赤信号連続地帯についた。
案の定赤信号で流れが悪い。

だが!
そこは俺もカリスマ配達員の一員!
抜け道くらいは知っている。

少し進んで左の細い路地に入る!
ここはよく使う道だ。

「!!!!!!!」

子供が飛び出してきた!
だがそれも予想の範囲内!
車を止めて、子供を先に渡らせる。
そしてさらに進む。

細心の注意を払いつつ、路地を通り抜ける!
そして
元の道に合流!

見事赤信号連続地帯を乗り切った!
この先はゆるやかなカーブが続く。
右手に海が見える。
心休まる景色のいいスポットだ!

癒される・・・。

ここを抜ければ配達まではあと少し!
時計に目をやる。
よし、まだ大丈夫だ。

時間的にも余裕がある。
少しペースを落とすか・・・・。

「!!!!!!!」

安心したのもつかの間!
前方に点滅している光が見える!

まさか!あれは・・・。

カリスマ配達員の最大にして最強の難関!
事故渋滞!!

後方からパトカーが接近!
道の左に寄せてやり過ごす。

このタイミングで現場に駆けつけるとは!
まだ事故は起こったばかり・・・。
だが配達先はもう目の前だ。
この渋滞さえ抜ければ、ついたも同然だ!

少しずつだが車は進んでいく。
再度時間を確認!
このペースなら、多少渋滞していても時間には十分間に合う!

しかし!
この考えは甘かった!

2台目のパトカー、そしれレッカー車が脇をすり抜けていく!
そして・・・・。

車の流れが止まった!
まずい!

配達指定時間が刻一刻と迫ってくる!
どうする!

この道には抜け道は無い。
このまま待つしか方法は無いのか!

俺はあせっていた!
だがそれと同時に、秘密兵器の存在があることを思い出していた!

助手席に積んであるあの秘密兵器を!

だが渋滞が解消すればまだ間に合う!
秘密兵器は秘密のままでいい。

たのむ!
渋滞よ解消してくれ!

だが!
願いはむなしく、時間だけがすすむ・・・。

しかたない!

俺は配達先の荷物を抱え、車から飛び降りた!
そして助手席から秘密兵器を取り出す!

そう!これが「水切丸」

いざという時の為に今まで秘密にしてきたが、
今こそそのベールを脱ぐときが来た!

しかしてその実態は!

背中に荷物を背負い左手には配達伝票!
右手で秘密兵器を取り出す!

そうその秘密兵器とは!

キックボード!!

この日のために体中にあざを作りながら乗りこなす練習をしてきた!
今こそその真価を試すときだ!

颯爽と駆け出す!
渋滞の車の隙間をぬって!
なびく髪!
飛び散る汗!

なんとしても指定時間に間に合わせる!
カリスマ配達員の名にかけて!

渋滞を抜けた。
渋滞の原因は車同士の接触事故!
幸いにもけが人はいないようだ。
だが2台の車が道をふさぐように停まっている。

やばかった・・・。
あのまま車で渋滞解消を待っていたら当分進めなかったであろう。
自分の判断に自信を抱き、満足しつつ
俺は地面をける足に更に力を入れた!

最後の難関の上り坂を一気に駆け上がる!
あの角を曲がれば目的のマンションだ!

ふと時計を見る!
残り10分!
まにあった!

そして目的のマンションが目の前に!

だがこの先に最大の難関が待ち受けていることをこのときの俺は気付いてなかった!


マンションに到着した俺は
「水切丸」を乗り捨て、マンション内に突入!
伝票に目をやり部屋番号を確認!
1212号室!

残り時間は@7分!

まにあった!
安堵の思いを抱き、エレベーターに向かう!

「!!!!!!!!!」

「ただいま点検中に付きしばらくご迷惑をおかけします。」

目に飛び込んできた光景に唖然となり、
一瞬我を忘れた!

だがすぐに取り戻し、周りを見渡す!

あった!
非常階段!

残り時間は5分!

非常階段へ続く扉を開け
一気に駆け上がる!

たったったっ!!!
リズムの良い音を奏でながらどんどん駆け上がる!

苦しい・・・・。
だが配達先はもうすぐだ!
残る力を振り絞る!

息を切らしつつ12階へと到着!
部屋の番号を確認!
1212号室は一番奥か!

残り時間1分!
まにあう!

部屋番号を確認しつつ奥へと向かう!
そして部屋の前に到着!

ε=( ̄。 ̄;A フゥ…
息を整え、呼び出しのボタンを押す!

(;-_-)ノ[] ピンポーン♪

ジャスト17時!

満足感をいだきつつ、お客様からの反応を待つ!

だが!

反応が無い!
もう一度押す!

(;-_-)ノ[] ピンポーン♪

・・・・・
・・・・・
・・・・・


だが反応は無い!

焦りの色を隠せないまま、更に押す!

(;-_-)ノ[] ピンポーン♪

その間にマンション名・部屋番号を更に確認する!
間違ってはいない!

だが反応は無い!

ふと時計を見る!

17:03!!!

俺は愕然とした!
指定時間オーバーだ!

一気に目の前が暗くなった・・・・。
そして・・・。



俺はカリスマ配達員としての自信を失った・・・。
不在連絡表を書き込みポストに入れる。
再び非常階段に向かい今度はゆっくりと降りる。

もう俺には力は残っていなかった。
「水切丸」を回収し「風切丸」へともどる。
そして岐路へつく・・・。

伝説には勝てなかった!
数々のカリスマ配達員が散っていった伝説の配達先に、
自分もまた散ったのだ・・・・・。


カリスマ配達員!
指定時間に荷物を届けること。
それを誇りに今日までがんばってきたが・・・・・。


配達とは!
荷物を届けるだけではない!
その先にあるお客様の笑顔を届けることだ!


日が傾き、夕暮れの海岸にでてみる。
そして一人たたずむ・・・。

FIN


こっそり次回予告
「夢見る!カリスマコンビニ店員」
「耐えろ!カリスマ高速道路料金所社員」
「駆けろ!カリスマタクシー運転手」

題名だけしか考えてなかったり・・・・。
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